きゅんとする美しい花瓶に出会いました。
台湾のデザインスタジオ「haoshi」のシマリスのフラワーベース。“シマリスが届けてくれる一輪のお花”というとびきり素敵なコンセプトの一輪挿しです。毎朝、思いっきり癒されながら1日のスタートを切っています。

今まで花瓶はシンプルなものを選びがちだったので、動物モチーフは自分の中でかなりのチャレンジでした。そしてわりとリアルなシマリス。お部屋に合うかな、お花が負けてしまわないかな……？と一抹の不安があったのですが、飾ってみるととんでもなく可愛い！むしろ相乗効果で、お花を携えたシマリスはさらに魅力的に、飾られたお花は生き生きと生命力がアップするような気がしています。

と、かなりのお気に入りとなったこちらは台湾のデザインスタジオ「haoshi」のもの。
アーティストであり人生のパートナーでもあるGriffinとXeniaの二人が手がけるのは、日々のささやかな瞬間から切り取られた、美しく彫刻的なホームデコレーションです。

ブランドに出合ったのは数年前の展示会。つばめや鳩、白鳥など白いオブジェが並んでいる素敵なブースにふらふらと吸い寄せられ、繊細で彫刻のような存在感に釘付けに。きれいだな、優しいな、という印象がずっと心の中に残っていて、その後も新製品などの案内が届くたびに気になっていたブランドでした。

お花屋さんで大好きな野の花コーナーを眺めるたび、このシマリスに飾ってみたいと頭をよぎるように。そのうち「お客さまもお好きかも……！」と思うようになり、今年の春先からお取り扱いをスタート。どきどきしながら発売を迎えたのですが、想像以上にたくさんの方にお選びいただきほっとしました〜。気に入っていただけてよかったです！

ポーズは3種類。

01 祝福を贈る
02 愛を込めて
03 喜びを運ぶ

ネーミングも素敵ですよね。どのシマリスもガラスベースを持っていて、ここに生花やドライフラワー、お花以外にディフューザーホルダーにしたりもできます。

01は、シマリスがお花を一生懸命掲げてくれている姿にきゅん。02は、ぎゅっとお花を抱く、控えめだけど思いあふれる姿にきゅん。03は、背中にお花を抱えてこぼれそうな笑みを隠しきれない姿にきゅん。

と、イマジネーションが爆発して悩みに悩んだ結果、私は03を選びました。「あの人喜んでくれるかな〜ワクワク」と、まったく隠しきれていないお花を背中に抱えてそわそわしているような姿が可愛くて……。

この表情、たまらなくないですかー！

このシマリスは、台湾の職人さんがホワイトレジン（樹脂）を彫刻刀で削って毛並みを整えています。haoshiでは、西洋のデザインと東洋の繊細な手しごとを融合させ、日常に馴染む芸術作品を目指したものづくりをしています。シマリスも例にもれず、まるで美術館で彫刻作品に触れた時のようなしずかな存在感をまとっています。

お花を飾っても、飾らなくても素敵なシマリス。優しく凛とした雰囲気で、まさに「作品」といった趣があります。そして、華やかなお花も、野の花も。なんでも受け止めてくれるおおらかさを感じています。

haoshiのお二人は、普段やりとりをしているなかで「穏やかな1日になりますように」「美しく喜びに満ちた春になりますように」など、いつもハッピーな気分になる一言を添えてくれます。

作り手の想いや人柄はものに宿ります。このシマリスからもハッピーな気分と、たくさんのパワーをもらっています。

このパワーをお客さまにもお届けしたく、箱の中には、haoshiのお二人から皆さまへのメッセージカード（1枚ずつ書いてくださっています！）を入れてお届けしています。

haoshiとは「良いもの」という意味だそうです。

良いものと過ごす、良い時間。年々、嘘みたいに時間の経過を早く感じるようになり、気づけば今年も1/3が過ぎていることにびっくり。そんな日々の中でシマリスと目が合うたび「今日も良い時間を過ごしてね」と穏やかなメッセージを受け取れる気がしています。

今日は母の日。amaでも母の日ギフトにシマリスをお選びいただくことが多く、私も今年はこのフラワーベースと草の辞典を一緒に贈ることにしました。庭のお花や山野草を気軽にさっと飾ることが大好きな母。きっとニックネームをつけてお花と一緒に楽しんでくれることと思います。

皆さまと一緒に、母の反応を楽しみに5月11日を迎えたいと思います。